ペット保険の賢い選び方を知っておこう

補償内容にこそ着目しなければならない

今からでも加入したい、そういった犬・猫の飼い主が比較・検討したいのが『ペット保険』でしょう。新規加入年齢も保険会社によっては12歳11か月までというように、老犬・老猫も条件次第で加入できるため、飼い主も万が一にしっかり備えることができます。今、ペット需要増により保険会社もバリエーション豊富に商品を打ち出しており、その選び方にも迷うものですが、大事なのは、通院・入院・手術までの補償内容ですし、老犬・老猫であるのならば、終身補償で生涯に備えることもポイントでしょう。飼い主にとっては自動継続であれば、うっかり契約切れというハメになることがありませんから、手続きがややこしくないことも大事でしょう。もちろん、飼い主にとっては、最安となる保険料にも注目したいところですが、補償内容の有無が関係しているでしょう。安くともオプションが有償であるのならば、意味も薄くなります。日々の通院から補償を受けたいのであれば、手術が必要な大きなケガではなく、日頃かかりやすい病気に着目しなければなりません。安心の充実補償というのは、1回の通院から補償をしてくれることに尽きるでしょう。

割引なども抜かりなくチェックしよう

ペット保険であるからには、選び方となるのは通院から補償される保険ですし、保険料も気になります。月々3千円ほどで通院・入院・手術まで手厚く補償する商品もあれば、月々千円ほどの手頃な掛け金で高額手術費に補償を特化した商品もあります。どちらにしても内容で比較することは必要ですし、必ず、数社から資料請求して比較・検討しましょう。入院に関しては手術を含む連続した入院のみ、という条件ではないでしょうか。保険料を支払う飼い主にとっては、割引制度を利用できることもポイントにおきましょう。今では定番化するネット契約割をはじめ、ブリーダーなどなら多頭割や無事故継続割、こうしたお得さで選んでみるのも有りでしょう。中には、ペット賠償責任特約なるオプションもありますが、不必要に何でも付けるのは保険料が増えるだけで、家計を圧迫する可能性も否定できません。ペット保険は最低限でも十分備えることができます。

保険料との割合をしっかりチェックしてみる

補償割と保険料を比較してみるのも大事です。加えるなら、支払限度額と限度日数を比べてみましょう。通院も、相場は1日あたり1万円まで、入院なら1日あたり2万円まで、手術ならば1回あたり15万円まで、そうした商品が多いようです。しかし、手頃な掛け金で高額手術費に補償もついた商品の場合には、入院ならば手術を含む連続した入院に対応しており、手術1回あたり10日まで補償する内容が多いようです。手術に関して1回あたり50万円まで、そうした手厚さもあります。掛け金の負担がネックなら、大事な命を繋ぐ手術の補償に特化していればいいのではないでしょうか。ちなみに1年間で使用した保険金の支払限度日数は、継続時にリセットされるような商品であれば、次からも安心して病院の受診ができるでしょう。また、万が一、かかった病気による条件の追加、保険利用状況による保険料増という割り増しがないことも、選び方では大事になります。